SLさよなら やすらぎ号
D51498+やすらぎ客車6連
JR東日本高崎支社のお座敷列車「やすらぎ」が車輌の老朽化により2001年3月31日をもって退役することになった。そのさよなら運転企画により快速「SLさよならやすらぎ号」がこの日走った。全検出場したばかりのD51498がジョイフルトレイン「やすらぎ」6連を牽引し、JR上越線、高崎―水上間を1往復した。これにより12系客車をベースに改造されてお座敷列車「やすらぎ」として誕生して以来、15年に渡る任務を終えることになった。
![]() 八木原―渋川 28-105mm |
![]() 敷島―渋川 28-105mm |
![]() 上牧―水上 300mm |
![]() 上牧―水上 300mm |
![]() 水上 18-35mm |
![]() 上牧―水上 80-200mm |
![]() 敷島―渋川 80-200mm |
![]() 渋川 80-200mm |
やすらぎ
JR東日本高崎運転所(群馬県)に所属していた展望車付き和風お座敷客車。1986年4月に大宮工場にて12系客車をベースに改造された。専用牽引機のEF6019(現在、唯一本線上を走行できるEF60形電気機関車)とともに外装色を白地に赤と青のストライプ塗装でコーディネイトされていた。団体運用を目的に誕生したが、一般のイベント快速運用で走ることもあった。車体の老朽化もあって2001年3月31日のこのさよなら運転をもって引退した。
なお、JRを引退したやすらぎ車輌は6両とも、わたらせ渓谷鉄道へ売却され、さよなら運転の翌週までに足尾方面へ回送された。
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